東京都心タクシー 穏やかに安全に 楽しく効率的に

東京都心で営業するタクシードライバーのブログです。楽しく安全に仕事していくモチベーションを高める為に更新します。


2014/12から東京都心で営業するタクシードライバーです。JPN TAXI乗務で配車アプリはGO(非迎車専用)。目標は「11時半出庫で29時半までの18時間以内に帰庫」「1出番最低税込7万」「月間税込み90万」「感謝の気持ちを忘れない」「穏やかに安全に」「楽しく効率的に」この目標達成の為に自分が意識を高める為のブログです。

東京都心のタクシードライバーに転職し、安定した収入を得たいと考える方へ:当ブログの過去ログに高売上の乗務記録もありますが、ここまでに至るには非常に厳しいのが現実です。まずはカテゴリ:タクシードライバー転職希望者向け > タクシードライバーの厳しさをお読み頂くことををおすすめいたします。

売上を高めたい人は、流し方や、流し/付けのポイントを考えるのもいいですが、タクシー営業の時間効率を分析するExcelファイル で時間効率を分析し、改善していく方法がお勧めです。

距離と運賃の関係を計算したものを東京都特別区・武三地区の運賃目安で表にしてみました。

2021年05月

どうしてもやりたいことがあり、そちら優先にした結果更新が滞ってしまいましたが、普通に乗務していて、5/25火は50,800円込み、28金は62,710円込みでした。ここのところ日中の不出来が加速し萎える毎日です。

  • 39回税込み61,180円(税抜き55,620円) 13:07出庫~6:06帰庫(休憩消化185分)
  • 13:07~21:58まで 20回税込み29,900円(休憩120分 回送で55分)
  • 21:58~5:29営業終了まで 19回税込み31,280円(休憩65分 回送で65分)
  • 走行245km 実車127km 実車率51.8%

空車が少ないのかそこそこ乗せられ、無線は何故か無しも出庫1時間41分で6回5,960円の立ち上がりは悪くなく、広尾~麹町2,820円、すぐ無線1,300円、無線2,600円、某所付けようとするとすぐ1,860円、某所付け25分待ち休憩消化で2,820円と理想的な展開で、出庫からここまで休憩消化を除くと1時間4,762円まで効率アップできました。

その後もそこそこつながって好調を維持しますが、18時20分に新宿で降ろしてから迷走、乗せられず空車27分で付け、11分待ち休憩消化で580円と一気に悲惨な流れになり、空車が増えたのもありましたが実力不足を実感します。

諦めて55分食事と休憩、走るも乗せらえず某所付け3分は恵比寿1,300円、付け15分離脱、流しで赤坂1,620円、付け17分で離脱、新宿方面に流すと運よく新宿~沼袋3,140円これはありがく、付け離脱でも流しで乗せられ、悲惨な流れを断ち切れました。

更に新井~中野500円、中野~堀ノ内1,700円とつながりいい感じ、しかしその後は歌舞伎までノーヒット、乗せても580円、660円といよいよ苦戦か?と思うと新宿~蕨7,220円に恵まれ、戻り途中45分休憩します。

そして池袋で様子見ながら走っていると運よく大久保1,940円、ここで出庫約12時間、休憩消化2時間45分で税込み42,000円、12時間で込4万超え久々です! 更に大久保~上落合980円、東中野駅前~方南2,100円、笹塚水道道路~下高井戸1,220円と運よくつながり、更に松原2~東新宿3,060円これは最高すぎ!

まさかのつながりで高速ロングに匹敵する効率となりましたが、上記実車中によく手も上がっていたので、新型コロナ感染者減少傾向の上に、好天で日曜深夜まで遊んでいる人が多かったと思われ、歌舞伎町も流れていたようでした。

その後も歌舞伎~池袋2,180円、戻りで500円、歌舞伎~滝野川3,060円とつながり、蕨行きのひとつ前の客を降ろした23時6分~滝野川で降ろした2時42分まで、休憩45分を除いたハンドル2時間51分で22,260円は1時間あたり7,811円!

私はロングよりもこういう流れが好きなので大満足でした。しかしその後は運を使い果たしたと思っていたので予想通りの失速、歌舞伎町で740円、1060円、420円、420円、820円、無線840円、営業所と逆に1,780円と残念な最後になりました。

2時42分~5時29分まで7回6,080円しかできませんでした。20分休憩と給油15分ロスを引いて考えても1時間2,764円は不出来でしたが、それでも好調な時間が長く拘束時間17時間で込6万、休憩も回送で2時間という内容を考えると上出来でした。


ドライバー ブログランキングへ

  • 30回税込み55,120円(税抜き50,110円) 13:06出庫~6:22帰庫(休憩消化227分)
  • 13:06~22:06まで 18回税込み25,040円(休憩142分 回送で67分)
  • 22:06~5:50営業終了まで 12回税込み30,080円(休憩85分 回送で49分)
  • 走行236km 実車114km 実車率48.3%

出庫して無線5連発は予約2,220円、1,080円、1,240円、出庫58分で4,540円となり満足、更に某所~有明5,960円、有明~八重洲3,560円も出て出庫2時間29分で14,060円、今日は夕方から雨も降るし久々に楽できるか?と思うもその反対でした。

付け8分420円、付け21分離脱、420円、付け42分1,300円、500円、420円、付け6分1,060円、660円、1,780円で一安心し1時間7分休憩します。本当は1時間で切り上げる予定が仕事するのが嫌で長くなってしまいました。

そして休憩明け、仕事をしたくない理由そのものの流れになります。740円、付け12分420円、1,860円で少し安心、しかし420円、980円、580円、乗せられず付け13分離脱、流すも乗らず休憩49分、結局休憩抜いて空車1時間2分で2,100円、六本木25時台、ここだという場所で乗せるも660円・・・

今日は抜き4がやっとだなと思っていると、六本木25時台はそこそこいけそうな雰囲気、乗せられて大橋2,180円、何とも幸運な神泉町~蓮根7,700円(富ヶ谷~中台)、池袋チャンス?と思い狙うも空振り、戻って歌舞伎町~上馬4,420円、渋谷で付け12分離脱、付け11分離脱と失敗するも明治通り千駄ヶ谷~中野2,500円と、大撃沈からの帳尻が合ってきます。

歌舞伎町で1,220円、420円、赤坂2,500円、赤坂~歌舞伎町1,780円と幸運なつながり、更に歌舞伎町~4,020円で絶対不可能と思われた抜き5達成! 25時12分~最後降ろした5時50分まで、休憩消化23分を除いたハンドル4時間38分で26,740円、1時間あたり6,292円と気持ちいい仕事でした。

結果は拘束時間17時間16分で目標達成も、今後に不安しか残らない乗務でした。もはや私の営業方法である、乗せやすい場所で乗せて回数を安定させ、売り上げも安定させるスタイルが全く通用していない感があります。

前回までの緊急事態宣言下では、22~25時が悲惨なことはあっても、日中~22時頃までがここまで不出来になることはありませんでしたが、ここ最近頻発しており仕事するのがさすがに嫌になってきました。

連休明けということと変異株の蔓延で自粛する人が増えたこと、そして特に16日以降休業しない会社も増えて空車がまた増加したことの3点が原因なのでしょう。

おそらく厳しい時間に売上をしっかりあげている人は、私のように乗せやすいところで乗せていくのではなく、人の動きを細かく分析し、乗せやすさは勿論客単価についてもよく考えて営業していると思われます。

流し営業の集中力を高めるにしても、付け待ちや無線待ちで休憩消化して効率アップするにしても、街の状況を分析、営業方法を検証し単価をあげる努力をするにしても、よほどのセンスがない限りいずれも膨大な労力を割くことになります。

この仕事が好きで、常に真剣に向き合う人だけが、家族を安定して養えるだけの収入を得られる仕事になったということが言えるかもしれません。

私は2014年の入社時「家族の協力を得て、この仕事に専念できないと厳しい」と言われましたが、実際はそこまで根をつめなくても客がそこそこ多くて平気でした。今はまさに「家族の協力が必要」な状況で、体力的にも精神的にもすり減るので、家事などは一切任せるぐらいでないと難しいかもしれません。

特にこれから入社する人は「この仕事に全てを捧げる」勢いでないと、よほどの天性のセンスがない限り初年度の年収は300万前後になるでしょう。


ドライバー ブログランキングへ

  • 36回税込み52,140円(税抜き47,400円) 13:04出庫~7:15帰庫(休憩消化220分)
  • 13:04~21:47まで 18回税込み23,360円(休憩122分 回送で66分)
  • 2:147~6:50営業終了まで 18回税込み28,780円(休憩98分 回送で67分)
  • 走行228km 実車108km 実車率47.4%

無線は空車21分で1,240円、無線は空車29分で新宿3,000円、その後は6連続3桁、出庫2時間54分で7,880円、1時間2,717円と安定の低調な立ち上がりです。何度も書きましたが無線本数減少で、立地条件のデメリットを強く感じる状況が続いています。

16時台に流しで2,340円、2,740円があったぐらいで、退勤時間帯も3桁連発、乗せられず付け待ち消化も10分、14分とあり売上は伸びず、それでも回送で66分休憩し20時過ぎに嫌々再開しました。

早速付け先頭20分で離脱、六本木を流すと何とか上北沢4,660円でひと安心も、その後は付け12分で820円のみで青タン入りに、先週水曜日よりはましですが、以前なら撃沈といったレベルの仕事内容でした。

新宿近辺で1,140円、1,780円と何とか乗せ、歌舞伎を流すも乗せられず47分休憩、再び流すと大田区多摩川8,020円(初台南~五反田)救われるも、降ろした時点で丁度出庫12時間(休憩消化(付け待ち含む)3時間10分)でようやく34,300円です。

その後は西麻布で無線は南青山7~渋谷1,640円、渋谷付け10分は六本木1,700円、六本木付け5分は740円、六本木付けポイント無し、流しも無理そう、諦めて空車を避けつつ新宿へ、途中1,060円を乗せ歌舞伎へ、1,780円、1,220円、1,060円、1,060円と中高単価はやはり出ません。

乗せられなくなったので20分休憩し青タン明け営業は6連続3桁、最後粘りで3,700円を引いてようやく込5超え、あまりの厳しさに、この仕事が天職だと自負する私でさえ仕事が嫌になった出番でした。

この状況を打破するには、日中の流しの精度を極限まで高める、無線待ち休憩も取り入れ無線ポイントを研究する、深夜は歌舞伎町ではなくより平均単価の高いエリアの乗せ方を研究する、高単価ポイントで付け待ち休憩するなどが必要になってくると思いますが、家庭の事情でタクシーに全ては捧げられないこと、乗務中ネガティブ思考になりやすい精神面、そして何より自分の能力の限界を考えるとこれ以上は望むのは難しいです。

今は、他の出来ている人の売上を気にして、自分にとって無理な営業に走らないように、と思うのみです。


ドライバー ブログランキングへ

  • 30回税込み54,360円(税抜き49,420円) 13:06出庫~5:48帰庫(休憩消化200分)
  • 13:06~21:54まで 11回税込み25,820円(休憩116分 回送で52分)
  • 21:54~5:11営業終了まで 19回税込み28,540円(休憩84分 回送で61分)
  • 走行209km 実車107km 実車率51.2%

遅くなりましたが金曜日乗務の報告です。締め日で事情が許して早上がりする必要はなかったので、拘束時間19時間使ってでも、楽に込み55,000円やれば月間目標達成なので、付け待ちも積極的にしていこうと思います。

まずは無線、出庫37分で逆方向、区域外へ3,560円、狭路の苦労もありあまり嬉しくない仕事、次も無線、空車34分で2,040円、更に無線は空車11分実車53分で5,400円、待機あり迎え先に戻って来る仕事で、厳しい日中にありがたい仕事でした。

次は付け待ち25分で2,020円、付け23分で2,820円と休憩消化にもなり待ったかいのある単価、その後は付け22分離脱、付け4分2,180円、あとの流しもそこそこの単価と3桁無く、しかし青タンまでの伸びはいまいちなのは、空車時間が長めだったことが響きました。

青タン入り六本木~恵比寿2,020円、恵比寿付け5分~銀座2,980円、銀座~六本木1,700円、六本木付け13分~恵比寿1,540円、恵比寿付け11分は目黒不動1,380円、権之助坂~港三田1,300円、六本木付け11分~芝浦2,260円と久々に行った先で乗せられたのは付けがうまくいった感ありました。

その後連絡があり急遽早上がりしなくてはならないことに、ここからは流しで、六本木中心に営業しますが単価があがらず、六本木~飯田橋2,820円の後歌舞伎町で営業するもこれも失敗か、5連続低単価でほぼ目標達成で終了してしまいました。

人出はあったものの乗せるのは簡単ではなく、何とか乗せられはしましたが単価が低い、いつも思うのは保険料削減の為に売上調整しようと目標を低くすると引きが明らかに悪くなることで、今日もそんな結果に終わり仕事が面白くありません。

今月度の高速ロングは昼万収が1度のみ、深夜は経由して同じような場所に戻って来る下道万収だけで、同じ緊急事態宣言下の2月度(1/16~2/15)は、同じような営業で11出番中7回、青タン中に万収(青タン前の高速ロング8kと19kもあり)を引いたのは何だったんだろう?という感じです。


ドライバー ブログランキングへ

  • 33回税込み54,460円(税抜き49,510円)13:06出庫~7:16帰庫(休憩消化135分)
  • 13:06~21:58まで 18回税込み17,360円(休憩75分 回送で62分)
  • 21:58~6:24営業終了まで 15回税込み37,100円(休憩43分 回送で43分)
  • 走行267km 実車111km 実車率41.6%

出庫3時間18分で7回8,080円、無線は1,320円のみ、1時間2,448円という厳しい立ち上がりも、ここまではよくあることでした。

しかしその後空車57分で660円、空車27分で420円、空車2分で820円、空車32分で740円と超悲惨な営業となり大撃沈、出庫5時間40分で11回10,720円、1時間あたり1,892円と入社以来最低?の時間効率となってしまいました。

19時以降は1時間休憩、ハンドル1時間57分で7回6,640円と1時間3,405円とましにはなったものの青タンまで客単価1,000円切りとこれも入社以来最低かもしれません。

青タン入って歌舞伎町~笹塚2,900円以降は低単価で苦しみこのままだと込4万前後に終わると思っていると、歌舞伎町~中野区松が谷2,420円の戻りで無線は東中野~川口氏6,760円、効率は高くないものの助かりました。

戻りで上池袋~常盤台2,100円に恵まれるもその後1時間2分空車、歌舞伎町でいつもの乗せやすい流しをするも全く乗せられませんでした。何とか740円、歌舞伎町~南長崎2,740円を乗せ無線は江古田~野方1,960円、無線は野方~富ヶ谷3,720円途中青タン終了、すぐ無線は神南~青海(渋谷~台場)5,880円、給油し帰庫方向、2,420円を追加し帰庫しました。

何と南長崎で降ろしてから最後の客を降ろすまでの2時間5分で4回13,980円を積み上げることができました。これは前半の超撃沈は引き運が最後に偏っていたからと考えることもできますが、前半の悲惨な営業は、あくまで流し営業力が不足していたのと、この緊急宣言下において的外れな営業場所だった、という感じもしているので反省して次回は別の方法を試していきたいと思います。

青タン終了前に休憩消化する予定がつながったので、帰庫前に17分消化し回送休憩2時間2分として帰庫しました。


ドライバー ブログランキングへ

5/9の日曜乗務は壊滅的な需給バランスで、異常事態とも言える低売上日でしたが、これを機に、最近私が考えていることを書いておきたいと思います。

コロナ禍は収まる気配が無く、昨年1年で23区武三のタクシー運転手は4,000人減少だったようです。にも関わらず東京最大手の日本交通は、その先を見据えてか新卒の大量採用を継続しています。

日本交通の会長は「全て日本交通のタクシーになれば東京のタクシーはよくなる」というような発言をしていただけあって、規模を拡大しタクシー運転手の若返りを狙い、サービス向上を図ろうとしているのでしょう。

コロナ禍でも日本交通が休業しないのは、無線が強く他社より平均売上が高いのが主な理由だと思いますが、もしかすると低売上にあえぐ乗務員を切り捨てて、若くて体力のある乗務員に入れ替えたい意図もあるのかもしれません。

将来的にはそれでよくても、既存乗務員、特にのんびり仕事したい乗務員にとっては厳しい環境でしょう。折角離職者が増えて需給バランスが改善されようとしているところ、新人を大量投入し、休業体制にも入らず、既存乗務員にとっては稼げない環境を作り出していると言えます。

そんな中、雇用調整助成金の特例措置は6月まで延長されましたが、財源不足により打ち切りとなる可能性も高く、7月以降各社フル稼働となれば現在の平均売上より更に5,000円程下がることも予想されます。

日本政府とIOCは何としてもオリンピックを開催したいので、それには新型コロナ感染者数を抑えることが必要になります。よって緊急事態宣言は5/31で解除されない可能性も高く、最悪オリンピック開催直前まで宣言が続くかもしれません。

日本はワクチン接種の遅れにより、他の先進国よりコロナ禍が長続きすると思われ、どんなに早くても来年夏、もしかするとあと2年程は現在の状況が続くと思われます。

その場合、真面目に頑張る人でも、経験不足や営業センスが足りない場合、税込み44,000円ほどの平均売り上げになると思われ、その場合の推定収入は税抜き4万=年間144出番×歩率58パーセントだとすると、334万円前後の年収となり、これを向こう2年ほど覚悟しなくてはなりません。

月間250~260時間の拘束時間で(労働時間は月間200~230時間=年間労働時間2,400~2,760時間=時給1,200円~1,400円)需給バランスの崩壊した街中で客を探し続けるストレスや、事故違反のリスク、コロナ感染のリスクを背負ってこの収入では、割に合う仕事ではないことは間違いありません。

東京のタクシー運転手の推定年収は、2019年は480万円、2020年は484万円でした。(東京交通新聞のデータ)また、23区武三と多摩地区の平均売上が逆転し、多摩地区の方が高い状況が続いています。

これにより、23区武三のドライバーの平均年収は500万円弱あったものが320万ほどに下がって、多摩地区のドライバーの平均年収は460万円ほどだったものが340万円ほどになっていると推定されます。

2020年は休業補償や、休業による需給バランスの改善があったこと、9月~11月に多少需要が回復したことがありましたが、2021年は需給バランスの改善は昨年ほど期待できません。よって2021年の23区武三の平均年収は300万円前後になると思われ、実に年収が3/5という他業種では考えられない激減です。

更にコロナ感染リスクも高く、噂では、数百人の営業所では何人も新型コロナ感染が報告されているようです。

日本交通がシートを倒せるタイプのアクリルシールドの全車装着を進めていますが、Kmもそれに追従するようです。しかしこれはエアロゾル感染に対してザルなので、乗務員の感染率はアップしてしまいます。

客が激減して仕事の大変さは増し、更にコロナ感染リスクを背負って働いているのに、年収は3/5になっている異常事態です。

医療従事者は、タクシードライバー同様、同じくコロナ感染リスクを背負いながら仕事も大変になっている職業ですが、昨年、コロナ禍で経営悪化した病院勤務の医療従事者のボーナス不支給が一時話題になりました。ですが医療従事者の年収が3/5になっていることはありません。

しかしタクシー運転手は、仕事の大変さとコロナ感染リスクの高さにも関わらず年収が3/5になっているのです。冷静に考えると、日本のタクシー運転手は圧倒的に虐げられていると言っても過言ではありません。

上記を考えると、この仕事が天職だと思っている私でさえ、2年ほど他の仕事をして、落ち着いたら再びタクシーに、との思いが頭をよぎることがあります。

ここまで絶望的なことを書きましたが、希望を持てそうな要素も書いておきます。

日本政府は、新型コロナ対策において無能を露呈し、自粛のお願いを繰り返すのみで、その無能に嫌気がさした国民も増えてきました。そんな中、営業自粛要請に従い続けると経営が立ちいかなくなる飲食店が深夜営業を再開することも多くなり、深夜の需要は回復傾向になる可能性もあります。

再度の緊急事態宣言で再びテレワークに舵を切る企業は減少、通勤者は以前のように増えてきています。またワクチン接種が進んだ米国のオフィス需要が急回復との報道もあり、日本も同様の流れになる可能性が高く、特に日本人の気質を考えるとテレワークは定着しないので、ビジネス需要は多少回復すると思われます。

また23区武三は、多摩地区よりも平均売上が低いとは言え、多摩地区とは違い流し営業メインで、流し営業力を高める努力や、高単価ポイントの研究、付け待ち休憩消化などの工夫で売上を大幅アップできる環境があり、このコロナ禍であっても安定して高売上をあげているドライバーも多く、隔勤12出番で年収600万円も不可能ではありません。

しかしそれには多大な努力を続けなくてはなりません。この仕事が好きで、仕事明けでもタクシー営業の方法を考えたり地理の復習をしたり、また営業所の勉強会、セミナー、ツイッターなどでドライバー間の交流の輪に加わり営業方法をシェアするなどの努力も必要です。

現在、売り上げが上位10パーセントに入っている人。この仕事が好きで売り上げを高める努力が苦にならない人。コロナ感染リスクをあまり気にしない人。深夜は歌舞伎町頼みの営業が続くと思われるので、それなりのリスクも受け入れられる人。事故違反を起こさない為に、売上があがらなくても焦らない人。売上は激減したがタクシーの仕事が好きなので今さら他の仕事をしたくない人。仕事のやり方が定着し諸々のリスクを下げる営業ができている人。

上記にあてはまらない人は、他の仕事を探した方がいいのでは?と私は感じております。


ドライバー ブログランキングへ

  • 38回税込み56,460円(税抜き51,330円) 1306出庫~650帰庫(休憩消化135分)
  • 13:06~21:58まで 17回税込み21,980円(休憩74分 回送で50分)
  • 21:58~6:13営業終了まで 21回税込み34,480円(休憩61分 回送で61分)
  • 走行269km 実車114km 実車率42.4%

出庫1時間37分で、無線2,920円、無線3,160円の2件と悪くない立ち上がりもその後は予想通りの展開、これだけ感染者数が増えてくると、特にタクシーにお金を使える高齢者層は自粛する人も増えると思われ、乗せられない+低単価の厳しい仕事が青タンまで継続しました。

20時すぎも何をやってもダメで仕方なく新宿方面、ここでは乗せられるも全て低単価で地獄だなと思っていると、青タン入りすぐで歌舞伎町~西調布(初台~調布)7,860円はインター降りてすぐが目的地で時間効率も高く最高でした!

しかしこれでようやく込3万、これでもいつものペースにすら及ばない感じです。その後はいつも通り歌舞伎町でコツコツ、低単価を積み重ね込5も厳しいか、と思っていたところ、青タン後半に無線で北新宿~道玄坂3,160円、渋谷は乗せられる気がしないので歌舞伎町へ、西新宿経由下落合(目白通り)3,700円、某所で予約無線は東京駅4,300円と無線に救われました。

抜き5近くなり安心して帰庫方向、500円、900円、740円と3連続で乗せられて抜き5超え、会社平均は込3万円台前半の異常事態とも言える厳しい日にしてはよくできました。

それにしても、自分が帰庫した時点の社内暫定トップ売り上げの人でも込6万すら超えていないって、どれだけ酷い状況だったのか・・・という感じです。


ドライバー ブログランキングへ

  • 25回税込み64,680円(税抜き58,800円)
  • 13:06~21:11まで 17回税込み25,920円(休憩55分 回送で42分)
  • 21:11~6:28営業終了まで 8回税込み38,760円(休憩148分 回送で83分)
  • 走行252km 実車134km 実車率53.2%

連休明け、緊急宣言、金曜で出庫車両が多いという悪条件ですが、自粛関係なし民の人手があれば込6ぐらいいけるかな?と思い出庫しました。

序盤3件は全て無線、1,980円、2,360円、2,680円、流し500円、500円ときて、空車時間は長かったので1時間3,000円弱でしたが、無線が無ければもっと悲惨なことになっていただろう雰囲気でした。

そしてまた無線で麻布十番~神田駅3,480円(芝公園~本町)いい仕事がきてくれて、今日は予想外に無線がよく取れます。その後も無線1,000円、20時過ぎに無線で新橋~西新宿3,400円と15回中6回が無線といい感じです。

その後は大失速、21時~1時までの4時間で、付け待ちで65分、回送で60分と2時間5分の休憩消化はあったものの4,480円という大失速、更に乗せるのも難しいとくれば税込み5万円すら厳しいのではと覚悟しました。

しかしここから挽回、歌舞伎町~井草5,300円、新目白通りを戻ると無線は高田~松庵6,360円これはいい! 更に無線は吉祥寺~色々経由して杉並区宮前10,660円という剛のルートで素晴らしく、歌舞伎町で乗せられず⇒20分休憩⇒青タン明けで乗せ鮫洲5,540円、更にダメ押しで無線は大田区~浅草7,080円(鈴ヶ森~上野)最高の締めとなりました。

とにかく無線が強かった、これに尽きる日で、逆に無線が無ければ込5万すら厳しく、営業時間フルに使ってやっと込5~抜き5という感じの日でした。

最後の営業が中距離以上で行き先を書いた場合は、営業所特定防止の為帰庫時間は非公開です。最後に降ろした時間は6時28分ですが、その後営業所に戻る途中に非定額の羽田空港無線⇒キャンセルということがありました。

さすがにこれも乗せていたら、こんな厳しい日に引きがよすぎて却って反動で何か悪いことが起こるかも?というレベルなのでこれでよしとしました。


ドライバー ブログランキングへ

  • 22回税込み59,010円(税抜き53,650円)11:38出庫~2:53帰庫(休憩消化145分)
  • 11:38~20:30まで 17回税込み35,770円(休憩53分 回送で17分)
  • 20:30~2:38営業終了まで 5回税込み23,240円(休憩92分 回送で92分)
  • 走行251km 実車137km 実車率54.6%

地元無線と予約の羽田送りあっても空車長く、その後つながらず1時間3,500円、都心に戻って前回よりは乗せやすく、夕方に青山〜渋谷本町2,100円、西新宿〜大久保〜六本木4,020円が嬉しく時間4,000円ペースになります。

更に18時過ぎ、十番〜成城6,100円(渋谷〜用賀)戻りで雨需要、三茶で3桁の後、若林〜新宿東口3,460円、すぐ乗り場で980円、740円、820円と雨の恩恵でいい上乗せができました。

20時半以降は無線が入り西新宿〜蕨7,240円は下道なものの雨が弱まり需要が萎みそうなときに嬉しい一発でした。

戻って暇な時間は92分休憩しあとは全て歌舞伎町、西ヶ原3,780円、上落合1,460円、経由して新富4,260円は全て突入5分以内実車、最後は苦労し空車47分も営業所近く6,500円、翌日予定があったので超早上がりを決められて大満足でした!

たまには拘束16時間で込6ぐらいはやりたいと思っていたところ、前回と反し単価に恵まれ気持ちよく終われたのは、帳尻があっただけではなく連休と休業タクシーも増えたことで空車減の影響もありました。


ドライバー ブログランキングへ

↑このページのトップヘ