東京都心タクシー 穏やかに安全に 楽しく効率的に

東京都心で営業するタクシードライバーのブログです。楽しく安全に仕事していくモチベーションを高める為に更新します。


2014/12から東京都心で営業するタクシードライバーです。JPN TAXI乗務で配車アプリはGO(非迎車専用)。目標は「11時半出庫で29時半までの18時間以内に帰庫」「1出番最低税込7万」「月間税込み90万」「感謝の気持ちを忘れない」「穏やかに安全に」「楽しく効率的に」この目標達成の為に自分が意識を高める為のブログです。

東京都心のタクシードライバーに転職し、安定した収入を得たいと考える方へ:当ブログの過去ログに高売上の乗務記録もありますが、ここまでに至るには非常に厳しいのが現実です。まずはカテゴリ:タクシードライバー転職希望者向け > タクシードライバーの厳しさをお読み頂くことををおすすめいたします。

売上を高めたい人は、流し方や、流し/付けのポイントを考えるのもいいですが、タクシー営業の時間効率を分析するExcelファイル で時間効率を分析し、改善していく方法がお勧めです。

距離と運賃の関係を計算したものを東京都特別区・武三地区の運賃目安で表にしてみました。

2016年07月

  • 7/2(土) 累計252乗務目
  • 税込売上:約71,000円
  • 税抜売上:約66,000円
  • 自己負担高速代:0円
  • 回数:29回
  • 走行距離:283km
  • 実車距離:168km
  • 実車率:59.4%
  • 出庫時間:8:00
  • ハンドル時間:15:32
  • 21:15時点売上(於羽田空港):26回 約52,000円(流し11付待11無線4)
  • 以降帰庫まで売上:3回 約19,000円(流し1付待2無線0)

明けは36度の予報、息子を水遊び場に連れていってあげたいと思い、税込6万円やったら早あがりを予定し営業、休憩は最小限にし休憩時間はデジタコで2時間半記録でOKとし、付け待ちでの休憩消化も積極的に行い高効率営業を心掛けました。ただ土日は2,3発当たると税抜6万はいくものの、当たらないと一気に5コロへと堕ちてしまうので、流しのテクニックはさほど持っていない私は運に頼るのみです(笑)

そんなことを考えつつ久々の土曜乗務ですが、最近2出番日曜日でうまくいっているので、今度こそ運に見放され苦戦するかもと思いきや、朝は無線で槍ヶ崎~八重洲口は嬉しい渋谷~霞が関まで高速の指示で4,000円、午後は港区某所から羽田空港、青タン前に神楽坂で無線が鳴り羽田空港、これが嬉しいことに非定額の9,000円で、通算3度目となる土曜にして珍しい税込5万超えとなりました。

青タン後の土日22時~24時まで、特に土曜は帰宅者が少なく空車も多く乗せ辛い割には低単価となる為、それならばと体力温存の為いつもの付け場所でうとうとしながら待つのが好きですが、これが1発目13分待ち910円、2発目27分待ちで何と入間市藤沢の16,000円下道! 時間はかかってもいいから最安でということで六本木~新宿を抜け青梅街道~所沢街道で1時間半かかりましたが、一気に目標達成したのでゆっくりと流しながら帰り道で1,990円を追加して満足して早上がり帰庫できました。金曜日の稼ぎ時であれば辛い1本ですが早上がりしたい今日のような時でよかったです。

ちなみに距離を比較しておくと、六本木~上藤沢交差点までは上記の一般道ルートで38.3km、目白通りから関越道練馬~所沢まで使って42.1kmの高速460円、霞が関~5号池袋線~美女木JCT~関越道所沢で57.9kmの高速1,850円、霞が関~高井戸、環八から関越道練馬~所沢の乗り直しルートで49.4kmの高速1,060円、八王子JCTから圏央道入間までのフル高速コースは何と80.9kmの高速2,450円、3万収コース! となりました。(上記の首都高以外は出入りが0時~4時までの場合3割引適用となりますので上記より安くなります)

昨日は思いつきませんでしたが、料金と時間のバランスは、高井戸降り、環八から関越乗り直しルートがもしかすると最もいいのかもしれません。自家用車で、例えば都心や千葉方面から入間のコストコやアウトレットモールへ行きたいという場合は、空いていれば上記のフル高速コースが最も楽で早いのかもしれませんが高速代が高いですね。

(2016/7/6追記)貴重なコメントを頂き、5号池袋線~中台降り、関越道練馬~所沢50.4kmというルートも考えられることが分かりました。


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昨日の乗務で、交通の状況を無視した女性客の発言があったので、この機会に私の考えていることを記しておきます。その乗客はコンビニに寄る為に自車を停車させ、戻ってきて発進しようとしたら後方から車が続いてきました。それが途切れたところ、後方のT字路よりまた車が出てくるのが見えたので私は車を発進させませんでしたが、あろうことか「早く行ってよ! 入れちゃだめよ!」と言い放ったのです。

私はとっさに「後方から車を確認したので発進できませんでした、失礼しました」と言いましたが、この時本来我々はこう言えるようにすべきなのです。会計が済んだ後に(怒って乗り逃げを防止の為)「先程、すぐに発進させてと要望されましたが、交通状況により発進することは危険でした。お客様が危険な運転を要望することは事故防止の観点から問題がございますので、今後タクシーに乗車された時はそういった発言は一切控えて頂きますようお願いいたします」と。

我々タクシードライバーが、危険運転を要望した乗客に対し上記のように注意喚起をすることができれば、いずれ「タクシーに乗った時は、その運転操作に注文をつけるものではない」いう意識が客の中に浸透するかもしれません。そうなれば、我々運転手は乗客の無茶な要望に神経をすり減らすことも少なくなり、事故防止の点においても大変効果的であることは間違いありません。

今、タクシー会社は大手を中心として、新卒をはじめ若い世代の採用を強化しているようでが、今の若い世代は車に興味が無い者が多く、その為か運転技術も今の40~50代の運転手より全般的に劣ることが多いようです。特に日本交通・国際自動車の若い運転手は周りの流れに乗れない車が多いようで、これは会社で安全運転を教育されていることもあるでしょうが、自信が無い故におどおどして運転している為だということが想像できます。

そんな運転手に無茶な要望をするとどうなるかを想像すると、運転技術の未熟さにより、乗客の要望に応えていい状況か悪い状況かを判断できない可能性が高く、更に若い運転手にとって多くの乗客は年齢的にも目上の存在であることから、乗客の要望に無理に応えようとするかもしれません。そうなると事故の確率も上がってくるのではと私は感じております。

タクシー業界の今後の為にも、無茶な要望をした乗客に対しては今後一切差し控えて頂く旨を、運転手が毅然と伝えられる環境にしなくてはならないと思いますが、タクシー会社やタクシーセンターの職員や役員は、乗務経験が浅かったり無かったりする為に、乗務員の立場に立って考えることは難しいので、こういう発想はできないでしょう。唯一国際自動車だけは、運送約款の改定を行い大変評価できますが、この流れが業界全体に行きわたることを期待します。


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