大阪の夜勤ドライバーでトップクラスの方の動画ですが、6分10秒あたりから、大阪のドライバーが東京に行ったら月間税抜き150万いける?という話をしていて、気になったので考えてみました。

大阪のタクシーは通称5・5割、5,000円以上の分の運賃は5割引きになることだけ注目されていますが、基本的な運賃についても東京とはかなり差があります。下記で、東京都特別区・武三地区の運賃と、大阪の中型運賃(車椅子を固定することの出来る装置を有する自動車も中型となりますので、ジャパンタクシーは全長4.6m未満ですが中型です)のメーターの上がり方の差異を比較してみました。

距離運賃、東京は233mで80円なので1mあたり0.343円、大阪中型は261mで80円なので1mあたり0.307円と、東京は大阪中型よりも112パーセント割高ということになります。

時間運賃、東京は85秒で80円なので1秒あたり0.941円、大阪中型は95秒で80円なので1秒あたり0.84円と、東京は大阪中型よりも約111.8パーセント割高になります。

ちなみに大阪中型の初乗りは2,000mまで690円、東京で大阪の初乗り相当まで乗ると1,984mまで740円と、ここでも少し差が見られます。

上記から、もし東京と大阪中型で同等の営業内容があったとして比較すると、大阪中型で5・5割適用が無かったとしても、東京は大阪よりも売上が約1.12倍高くなる上に、5・5割があるので更に大きな差が生まれることになり、東京がいかに恵まれた環境かが分かります。

例えば大阪夜勤トップクラスのドライバーのこのブログ、大阪の夜勤で税抜き70k!遂に達成しました! - データを駆使して戦う!大阪タクシードライバー日記で、稼働時間12時間50分で税込み76,280円を達成していますが、もし同等の営業内容を東京の運賃に換算すると、単純に1.12をかけると税込み85,000円以上、5・5割適用分もあるので税込み9万オーバーの内容でしょう。

大阪のドライバーのブログを見ていると、東京のドライバーと違って5・5割がある為か、行った先でつながる営業を強く意識しているドライバーが多いことが分かり、不利な環境ながら効率よく売上をあげようとするその努力には敬意を表さざるを得ません。

ちなみに東京で税抜き150万(税込み165万、26勤務でも1出番税込み平均63,500円)はさすがに難しいかと思っていたら、かなり昔(20年ほど?)ですが税抜き178万という方もいました。売り上げ、今のままでは打ち止めか。 - 元年収1000万TAXIドライバーの全て ~現在個人雲助~

これを読むと、個タクで月間売上200万という人もいるらしいですし、また以前、税理士で個タクの仕事もしている人を乗せたことがあり、その時に年間売上2,000万の人もいると聞いたので、私のようにそこそこのレベルで満足しているドライバーにとっては、次元の違う世界という感じがします。

大阪の夜勤ドライバーは1人車制を取っている会社が多く(明けの昼日勤者がいないので、最大拘束時間13時間使える)、1日あたりの売上は高くなる傾向がありますが、東京の会社は2人車制が殆どだと思うので、東京で現在税抜き150万はをやろうとすると、数少ない1人車制の会社にいるか(2人車制の場合、時間管理の緩い会社でも11時間×26日の286時間あたりが限界で、299時間までは使えないと思われ、更に出庫帰庫が多い分効率は劣るか)もしくは個タクでないと厳しいかもしれません。


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