7/27の乗務で新橋~横浜新道の今井ICで降りてという客は、湾岸線に迂回して(湾岸線~本牧JCT~K3狩場線~狩場JCT~横浜横須賀道路~新保土ヶ谷JCT~横浜新道)19,410円という高額となったと記しましたが、そうなった経緯を書きたいと思います。

乗車直前に首都高の情報板に「西まで50分」とあるのがちらりと見えて「あれが葛西じゃなくて空港西までだとしたら横羽線方面来たら厳しいな」と思っていたので、横浜新道の今井と言われた瞬間に「来た!」という感じでした。「先程、渋滞しているとの情報を見たので停車して確認させて頂きますでしょうか」として、渋滞情報を調べると羽田線だけでなく湾岸線~東海JCT~羽田線も真っ赤で、更に3号渋谷線もオレンジ~大橋は真っ赤なので3号線~用賀~環八~第三京浜の線は消えました。

「渋滞情報を確認しましたが、短い区間なので大丈夫かもしれません」と伝えて芝公園入口に向かうと羽田まで高速で45分、一般道で25分とあったので、やはり大渋滞なようです。乗客に「工事で酷い渋滞のようです。2,000円以上高額になりますが湾岸線から迂回もできますし、また羽田まで一般道で進行することもできます」と伝えたところ、接待を受けて帰る客と思われ「お金はいいので最も早いルートで」と申し込みでした。

これは最高だ! と思うも、湾岸線を進行途中、東海JCTから空港西まで5分との表示で、大して混まなそうだからこっちに行った方がいいのではと思いましたが、乗客は就寝中、勝手に進行して予想外に渋滞していて乗客が起きたら嫌だから、起こして提案すべきか、しかし料金の安いルートを提案する為に、自腹で帰っているわけではない寝ている乗客をわざわざ起こすべきではないと思い、そのまま進行しました。あとで調べてみると約10kmの迂回となっていたので、迂回分を計算すると10,000/197.5×80から更に迂回分は遠割で1割引きとして3,650円前後高額になります。

しかし、接待を受けて長距離をお金を気にしないで最速で帰ってほしいとの注文に応えたという点においては、今回の判断は間違いなかったのかなと思っております。何しろ19,410円をたった43分で送れたのですから。


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