• 4/30(土) 累計225乗務目
  • 税込売上:約53,000円
  • 税抜売上:約49,000円
  • 自己負担高速代:なし
  • 回数:33回
  • 走行距離:222km
  • 実車距離:108km
  • 実車率:48.6%
  • 出庫時間:8:00
  • ハンドル時間:15:36
  • 21:42時点売上(於四谷):27回 約35,000円(流し14付待11無線2)
  • 以降帰庫まで売上:6回 約18,000円(流し3付待3無線0)

連休2日目は予想通り、需要が圧倒的に低い供給過多状態で客の奪い合いといった感じでした。しかし想定内の状況だったので、疲れを残さず税込5万円できればOKと考えていたので満足です。

流しても乗せられない時間帯は、よく乗車申込みはあるけど誰も付けないポイントに付けたり、またあえて流れない乗り場につけて休憩するなど、体力の消耗を抑えつつ工夫して最低限の売上を確保する考えでいきました。

それでも低単価と客不足はどうにもならず青タンまでは35,000円で、青タンの厳しさを考えると4コロも覚悟していたところ、2,980-730-1,990-3,160-3,520-5,410円という6本で今日にしては悪くない結果となりました。

今後初乗り410円になる可能性もありますが、もしそうなったとしたら今日のような3ケタ売上が連続するような日は、ただでさえできない日に低単価連発で精神衛生上、非常によくない状態となることが想像されます。そうなると売上確保の為に運転が荒くなったり休憩時間が不足したりと、事故を増やす要因ともなりかねません。よって私は初乗り料金値下げには反対です。

今日の私の営業の場合、730円のお客様は10件でしたが、もし初乗り410円の料金体系を当てはめたとすると、そのうち7件前後は730円未満の運賃となったと思われますので、そうなると1,500円前後の売上を失うことになります。

また上記は、あくまで「現行の営業内容に新料金体系を当てはめて」のものですので、全タクシーが新料金体系を採用した場合はまた状況が変わってきます。確かに短距離需要が高まり実車率向上に寄与するかもしれません。しかし短距離客の需要が高まりすぎると、今まではそこそこの距離の客を乗せられたところを、短距離客に阻まれて売上が伸び悩むということも考えられます。

また、客が増えるということは、タクシー営業の売上に努力と工夫が入り込む余地が小さくなるのではという気もしております。何も考えずにただ走ってつけているだけの人と、効率を考えて研究している人との売上の差が少なくなることは、私にとってこの仕事の魅力を半減させるものと感じます。新料金になったらなったで、なるべく短距離客をお乗せしない技術も考えられるかもしれませんが(笑)

現行の料金体系と車両台数は、研究に研究を重ね努力した人がそれ相応の報酬を頂ける需給バランスと料金体系かと思いますので、今後も現在の状況が続いてくれることを私は願っております。


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