東京都心タクシー 穏やかに安全に 楽しく効率的に

東京都心で営業するタクシードライバーのブログです。楽しく安全に仕事していくモチベーションを高める為に更新します。


2014/12から東京都心で営業するタクシードライバーです。JPN TAXI乗務で配車アプリはGO(非迎車専用)。目標は「11時半出庫で29時半までの18時間以内に帰庫」「1出番最低税込7万」「月間税込み90万」「感謝の気持ちを忘れない」「穏やかに安全に」「楽しく効率的に」この目標達成の為に自分が意識を高める為のブログです。

東京都心のタクシードライバーに転職し、安定した収入を得たいと考える方へ:当ブログの過去ログに高売上の乗務記録もありますが、ここまでに至るには非常に厳しいのが現実です。まずはカテゴリ:タクシードライバー転職希望者向け > タクシードライバーの厳しさをお読み頂くことををおすすめいたします。

売上を高めたい人は、流し方や、流し/付けのポイントを考えるのもいいですが、タクシー営業の時間効率を分析するExcelファイル で時間効率を分析し、改善していく方法がお勧めです。

距離と運賃の関係を計算したものを東京都特別区・武三地区の運賃目安で表にしてみました。

  • 39回税込み58,580円(税抜き53,250円) 11:40出庫~5:47帰庫(休憩消化159分)
  • 11:40~21:51まで 28回税込み36,720円(休憩67分 回送で56分)
  • 21:51~5:15営業終了まで 11回税込み21,860円(休憩92分 回送で81分)
  • 走行281km 実車123km 実車率43.8%

昨日は大雨で特に郊外が高需要だった為、反動で無線が鳴らない、乗せられない状態になる気がしていましたがその通りになり、空車37分で流し2,660円、580円、13時前に六本木~羽田第2(芝公園~空港西)6,900円流し羽田なんていつぶりか覚えていないほどです。レインボー工事通行止めで、平和島~環7を勧めようとしたら乗客指示で空港西降りになりました。

無線待ちも期待できず、体力に余裕のある時に休憩消化したくない、そもそも優先権は無いということで、空港でも戻っての無線待ち場所もスルー、流したところ空港降車から1時間で2件1,720円とやはり低効率でした。

都心の需給バランスもやはり休業明けのタクシーも増え。さくさく乗せられない状況、目黒駅に送ったらタクシー乗り場空車少なく乗せたら戸越1,380円、序盤都心に向けて走っている時も思いましたが、自粛疲れなのか自家用車が多くそのせいで信号に多く引っ掛かり14分もかかりました。

その後はようやくの無線、目黒本町~田園調布3,240円、これも混雑で28分、その後は自由が丘近辺で低単価4回、そして渋滞の中逆方向に迎えに行く無線1,000円・・・酷い展開でしたが無線で大鳥神社1,960円を引いて、目黒駅で降ろしてから大鳥神社で降ろすまでの1時間あたりは何とか3,752円に回復しました。

56分休憩し19時40分頃再開、六本木近辺で乗せられる状況となり、21時51分までに10回9,980円を追加し青タン前に入った無線が四番町~池尻4,120円、ここで税込み4万を越え、今日の目標の税抜き5万はかなり早く達成できそうになります。

渋谷付け5分~太子堂1,460円、渋谷付け11分は離脱で40分休憩、新宿方面へ、歌舞伎~戸塚警察1,060円の後高田馬場終電で付け3台のみ、すぐ流れ志村4,260円、地元の無線1,000円、歌舞伎~茗荷谷~鶯谷5,060円、戻って580円、2,500円、目標達成の為41分休憩しあと2回ほどやって運がよければ込6と思っていたら3回1,820円と残念な最後でした。

16時頃から中央線三鷹以降不通で駅はタクシー不足だったようで、これをうまく活用するとか、また25時30分に東京駅に最終到着、その時もタクシー需要が高かったとのことで、これらを利用すればもっと伸ばせたかもしれず、コロナ前では情報無しでも何とかなったのが、コロナ後では情報の活用は売上アップには欠かせないなと感じます。

今日の場合、三鷹以降不通の情報を知った17時頃は田園調布にいたので行ってなかったとは思いますが、23時頃まで動いていたようなので、行けば効率は変わらずか下がったかもしれませんが、確実に営業回数は少なく済んだでしょう。

実車率が異常に低いですが、付け待ちで乗せたのは3回、無線以外は全て流し営業、空車走行距離の割に低単価客が多く実車走行距離が伸びず、また羽田もほぼ片道仕事、深夜の中高単価もほぼ片道仕事だった為でしょう。


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  • 39回税込み70,560円(税抜き64,150円) 14:37出庫~9:29帰庫(休憩消化181分)
  • 14:37~23:09まで 18回税込み27,080円 無線4(休憩67分 回送で40分)
  • 23:09~4:56まで 9回税込み24,660円(休憩114分 回送で81分)
  • 4:56~8:46営業終了まで 12回税込み18,820円 無線5(休憩0)
  • 走行267km 実車143km 実車率53.6%

翌朝の予定が無い+翌朝は大雨予報ということで翌朝に楽して売上を重ねられればと思い出庫を遅らせました。

しかし序盤は出庫時間が響いてか苦戦、地元の短距離無線1,640円の後はノーヒット、ようやく無線も空車34分1,640円で都心近く、流すも空車が多すぎ、乗せても渋滞激しく全く効率が上がらず出庫3時間21分で9,060円は1時間2,704円と全く振るいません。

夕方以降、無線で西麻布~銀座2,280円、銀座~八重洲660円、八重洲~伊皿子2,820円と盛り返し20時過ぎ、乗りそうな信号先頭で停まると無線⇒すぐ客も無線が先⇒待機長く空車23分、チケット利用も1,720円と足を引っ張られます。

それでも十番~薬王寺町2,020円の後すぐ六本木1,720円で挽回、夕方~青タンまでハンドル3時間8分で13,980円は1時間あたり4,462円ですが、それでも出庫からは1時間あたり3,554円、付け待ち休憩をハンドル時間に含めると3,430円という不出来でした。

そして青タンに入っても不調は続き付け13分待ち3,460円は実車40分! 付け3分580円、23時過ぎから1時間休憩し24時過ぎ再開、付け12分500円と意気消沈のところすぐ乗車は星条旗通り~豊島園6,900円と救われました。

ルートは星条旗通り出口を青山霊園の間の細道に上っていき表参道~環7がすぐに思いつき所要31分で快適でしたが、後で調べるとこれが14.9km、青山1~信濃町左~外苑西~明治通り~目白通りは14.1kmと800m長いので、最短ではないですが信号が少なくて早いですが、と言えればベストでした。

戻りはノーヒット、歌舞伎町~渋谷橋2,980円、恵比寿~ラゾーナ川崎6,420円、コロナ後何度かチャレンジした蒲田が思い浮かんだものの2時過ぎで都心に戻った方がいい?と思い戻り西麻布~笹塚2,740円、あとは新宿で伸ばせませんでしたが自分の力では当たりが無ければ人出はあってもこれが限界っぽいです。

青タン中の休憩消化が多かったので、いくら23時台は暇だからと言っても、緊急宣言解除後は金曜出番の場合はもう少し青タンの動く時間を増やした方がいいと感じました。

青タン後は予想通り大雨の需要が高く、歌舞伎町~大山金井町2,500円の後逆方向の低単価無線、要町~大谷口1,160円の後、まだ5時台だった為か新宿までノーヒット空車24分という残念な流れ以外はつながって無線も5回、ハンドル時間3時間50分で18,820円、1時間あたり4,910円の効率で、最後はさすがに営業所方向では終われませんでしたが何とか久々の込7でした。


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  • 38回税込み58,470円(税抜き53,150円) 13:07出庫~帰庫時間は車庫位置推定防止の為非公開(休憩消化147分)
  • 13:07~22:02まで 20回税込み25,450円(休憩96分 回送で60分)
  • 22:02~6:33営業終了まで 18回税込み33,020円(休憩40分 回送で40分)
  • 走行257km 実車121km 実車率47.1%

最初に空車23分で高速で都心へ3,300円、その後も意外に乗せられハンドル時間3時間19分で14,170円、1時間あたり4,272円とよかったものの、夕方以降は失速、無線2本入りましたが実車22分で迎車込み2,200円と実車10分で迎車込み1,240円、他の仕事も低単価が多くいいのは外苑前~東京駅京葉線1,860円ぐらいでした。

1時間休憩し19時50分再開、某所付け2分で上野2,260円、上野でタイミングが合うも浅草橋900円、その後が悲惨で某所に付け16分で離脱の後は迷走、30分空車でその後は集中力も無くだらだら1時間7分も空車となってしまいました。

前日、ドームでライブがあるという情報を見ていたのですが忘れていました。浅草橋から遠くないので、思い出していれば、当たりはなくとも同じ時間で2~3,000円追加できたかもしれないと思うと、特に現状のような閑散期は実車につながる情報は大切にしないとと思いました。コロナ前はイベントや電車の遅延はほぼ無視でしたが今は無視できません。

ようやく青タン直前に六本木で実車を皮切りに4本乗せるも全て低単価、新宿で営業も苦戦、歌舞伎町~菊川5,140円以外は全て低単価と、いい仕事を引く力の無さを実感します。コロナ前なら単価をあまり考えない営業でも余裕で目標達成できたのが、現状は全く通じず、目標の込6万ははるか遠くこのままだと込5万すらできません。

歌舞伎~丸山陸橋3,860円を引いてようやく税抜き4万となり、休憩20分を入れて諦めて4万台で帰るつもりが、無線で松ノ木~六本木4,760円、乗せられる気がしない六本木~野方4,580円、環7沿い~下北沢1,300円、今度こそ帰庫しようとすると赤坂3,140円とまさかのつながり、連続ハンドル時間回避の為11分休憩してから帰庫しました。

タクシーの仕事は、ありえないだろと思うような不出来があったり、逆のこともあったりするから面白いですが、異常な不出来の時に精神を良好に保つことの難しさを感じます。松ノ木~六本木への迎車は逆方向なので何とか最速で行けるようと思い向かったのですが「キャンセルになるかも」という焦りが抑えられず反省です。気合で焦りを抑えいつも通りの精神状態でいくべきでした。


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  • 32回税込み59,220円(税抜き53,840円) 13:07出庫(休憩消化160分)
  • 13:07~21:53まで 15回税込み31,660円(休憩67分 回送で30分)
  • 21:53~6:09営業終了まで 17回税込み27,560円(休憩93分 回送で93分)

最初の420円以外は4連続無線、最後の仕事が6,280円でも待機ありで73分の仕事、出庫3:34で1時間3,976円、ここから日曜日なら流しで乗せられるはずが、休業明けの空車が多いのか流しが下手なのか、空車時間が長くなりがちで、単価は悪くないものの苦戦します。

19時前に付け26分待ち休憩消化で渋谷1,300円の後宮下公園~芝2,500円、無線キャンセルで10分ロス、30分休憩し20時に合わせて突っ込んだ十番~千駄ヶ谷1,940円、その後苦戦で某所付け11分休憩消化となり浅草4,420円でようやく楽になり、更に江戸通り浅草橋地下鉄出口~千駄木2,100円と幸運に恵まれます。

流しで740円、上野ダメもとで付け8分で神田980円、八重洲の信号待ちで築地1,060円と運よく乗せられるも低単価で66分休憩、その後は空車のいない方に走りながら新宿方向に向かうも乗せられず、新宿3で実車も660円、あとは低単価~1,000円台をひたすら積み重ね、いいのは24時半過ぎに千駄木3,460円と28時前に築地3,700円共に歌舞伎町の中からでした。

休憩明けに新宿方面に向かうのではなく、少し前の記事に書いたような税込み10万プレイヤーの方法、規定の残り60分休憩を付け待ちで使って高単価を狙えば、空車時間も減らせ高単価率も高くなりますが、体力、知力、長年の研究が必要な営業なので私には無理です。データが必要なのと、更にコロナ禍では、動くかどうかの判断ができる頭が無いと離脱率が高いです。

また私の場合、新宿は単価が低いから避けよう⇒新宿以外で客を探して乗せたい、しかしうまく乗せる腕が無いと感じているので、何とか乗せられる新宿に向かうのがベストだと思っていますが、今日は築地~新宿3で乗せるまで33分空車のところ、うまいドライバーはこの33分のうちに新宿以外で営業しもっと単価の高い仕事を引くのでしょう。

5時に合わせて27分休憩、420円と1,060円を追加し西新宿で幸運な台場6,020円(新宿~台場)、帰庫方向で740円を追加し、目標の6万に足らずですが、抜き5すら未達かと思ったところ最後の営業に満足して帰庫しました。帰庫時間は例によって営業所位置推定防止の為非公開です。


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  • 32回税込み61,670円(税抜き56,060円) 13:06出庫~6:16帰庫(休憩消化184分)
  • 13:06~21:56まで 16回税込み30,580円(休憩119分 回送で70分)
  • 21:56~5:39営業終了まで 16回税込み31,090円(休憩65分 回送で65分)
  • 走行235km 実車133km 実車率56.6%

忙しくて書けませんでしたが、先週木曜日乗務分です。

序盤3時間、無線は下道で都心へ3,720円もあり1時間4,000円ちょっと足りないぐらい、運よく西神田~芝うかい2,260円の後無線で六本木1~大森駅西口5,000(飯倉~鈴ヶ森)嬉しい高速指定、戻りも無線で大崎~日赤通り3,320円と好調です。

その後は特に大きい仕事はなくも、ハンドル時間から付け待ち含めた休憩を引いて1時間4,464円、回送休憩70分だけを引いても1時間3,989円と、緊急宣言下の平日青タンまでは厳しい毎日が続いていましたが、最近は序盤から無線も入るようになり、空車は増えても年度末が近いからなのか少し営業しやすくなりました。

青タンは運よく西新宿~新富町4,180円、更にすぐ経由して新川崎11,350円(京橋~浜川崎)、戻りの目黒通りも古川橋1,940円と最高の展開ですが、ここで運は無くなりその後は歌舞伎町中心で全てが低単価で大撃沈、結局運のバランスが取れて、税抜6万も余裕のはずがこの結果でした。

深夜は火曜日乗務よりも明らかに客が少なく、運のバランスが取れただけではなく、本当にそこそこの距離を乗ってくれる客が少なかったのかなとも思います。火曜日晩に東横線運休してミドルやロングが出やすかった状況で、そのリバウンドもあるのでは?と言及する方もいました。


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  • 39回税込み80,390円(税抜き73,080円)(休憩消化141分)
  • 11:38~21:53まで 23回税込み42,390円(休憩消化53分)
  • 21:53~6:06営業終了まで 16回税込み38,000円(休憩消化88分)
  • 走行313km 実車167km 実車率53.4%

夕方の雨、18時前に新宿~府中9,820円(予約無線、事故渋滞で永福乗り~調布、所要51分)があり、21時台失速以外は好調な青タン前でした。休憩は付け待ちで11分と回送で40分、府中からの帰り20時の需要に合わせ、ダブ公明けで体力も余裕があったのでいつもは1時間休むところ40分で済ませました。

22時台もうまく乗せて3回4,220円、23時台に55分休憩、東横線不通情報知るも休憩欲が勝りました。休憩後も運よく西麻布~経由~武蔵小山3,300円の後は東横線需要、学大~永福町3,620円、その後は学大の様子からもう空車だらけ?と思い歌舞伎町へ、鹿浜6,260円で成功でした。

その後はひたすら歌舞伎中心でコツコツやって3時以降失速も、付け待ちは11分休憩消化の1回のみで流しで何とか乗せられます。今日はここまで調子よく、時間いっぱいやろうと思い5時前に23分休憩し今日も回送で2時間休憩消化、5時過ぎは低単価2件の後歌舞伎~西日暮里~勝どき6,820円(入谷~銀座)久々の込8到達でした。

最近すっきりしない出番が続いていたので、しばらくは平均込6目標とはいえ、時間を使ってもたまにはこういう日もないと精神衛生上よくないと思い、ダブ公明けで体力も余裕があったので、最後の客降車時までの拘束時間は18時間28分と(帰庫時間は営業所位置推定防止の為非公開)、時短せず営業し好結果で満足でした。


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コロナ禍の売上低迷でストレスを感じている人が多いと思いますが、そんな時こそ少しでも夢のある、景気のよかった頃の話でも書いてみたいと思います。

コロナ前は、隔勤早番で税込み10万円目標、実際に繁忙期は13出番で税込み130万円の売上をやっている人達がいました。勿論隔勤遅番でも可能ですが、今日は8時出庫を例に、彼らはどんな目標を立てて営業しているのか、想像してみたいと思います。

8時出庫として、22時までの14時間、休憩は付け待ち休憩主体で1時間(忙しい時は回送で休憩も)ハンドル時間13時間、1時間あたり税込み5,000円目標で、青タンまでに税込み65,000円できる計算です。基本的に行った先営業で無駄な流しはしない為、ここまでの走行距離は200~220㎞ほどになると思います。

1時間あたり5,000円平均やるには、よほど忙しい日でもない限り、高速仕事や行った先から都心に実車で帰れる仕事で効率を高めたいので、そういう仕事を引ける確率の高い付け待ちポイントに付けて休憩消化します。ポイントが近くに無い時や中高単価の期待できない時間帯や場所では、なるべく休憩消化せずに流しの技術で乗せ続け、あるいは無線待ち休憩消化も考えます。

そして主な休憩消化は20時以降のミドル、ロングの仕事の確率の高い付け待ちポイントで消化し、ここで付け待ちしながら食事も取ることもあるでしょう。極めれば平均1時間5,000円前後できるようになるはずです。

ちなみに私は2019年の出庫~青タン前後までの1時間あたり売上の平均は、休憩消化(付け待ち消化も含む)を除いたハンドル1時間あたり4,800円近くできていましたが私は流し営業が苦手なので、流し営業に長けた猛者ならば5,000円平均もあるのではと思っています。

22時~27時までの5時間は、ロングを狙う為の付け待ち休憩消化に1時間使うのでハンドル時間4時間とすると、片道30分で1万のロングを引くと往復1時間10,000円、あとの3時間は微妙で1時間5,000円でも25,000円の売り上げとなり、27時時点で出庫19時間税込み90,000円になります。

ロングを引けなくても、ミドルを何発か引いたり、2~3,000円のつながりがよかったりすれば、ハンドル時間4時間で1時間6,000円、24,000円は充分射程圏内です。

会社規定の拘束時間が20時間30分とすると、28時半までに帰庫しなくてはならないので、あとの1本か2本は営業所方向へ。うまくロングを引ければ込10万、安い仕事を引いたら、帰庫オーバーも覚悟してあと1本か2本やって帰庫までに5,000円は追加して込95,000円を狙います。

金曜日であれば、動きの悪い22~23時で付け待ち休憩消化し、往復80分で12,000円の仕事を引いたら、残り2時間40分は行った先でつなげて1時間6,500円弱で17,000円、27時時点で出庫19時間税込み94,000円、あと6,000円やれば込10万という流れも見えてきます。

往復120分で2万の仕事を引いてあとの2時間13,000円できれば27時時点で98,000円と、往復80分で12,000円の仕事とそこまで変わらない計算になり、この仕事が、いかに時間効率が大切かを感じます。

距離的には、青タンまで税込み65,000円時点で200~220㎞、30㎞の控除無しロング12,000円を引いて77,000円は往復60㎞、帰庫の為の距離も考えると残り85~105㎞で23,000円追加は少し厳しいと考えると、ロングを引いた後のローカル営業の引き出しが必要になることもあるでしょう。

遅番になるとより距離的に厳しくなるので、東名の仕事の後は用賀、三茶など、第三京浜の帰りは二子玉川や自由が丘など、京葉道の帰りは錦糸町など、下道で青梅街道等の帰りは吉祥寺なども考えなくてはなりません。

・・・来年夏あたり、景気がもう少し戻ったら、上記のように計算上は可能かもしれませんが、決して真似しないように! 普通の人は体が壊れると思いますし、過労運転で事故の可能性も高まります。体力に自信があり、明けで運動して体調管理できる人でないと早死にや人身事故で退場一直線の営業スタイルです。

能力的にも、瞬時に最速ルートや高速仕事を提案できる地理知識や接客力、付け待ちポイントの平均待ち時間・平均単価・行き先のデータ、過去の経験や街の様子からベストな次の一手を計算できる頭のよさ、流し営業のセンス(空車時間を縮める為の観察力と瞬間的な判断力)がなければ難しいでしょう。


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  • 33回税込み68,960円(税抜き62,690円)11:37出庫~5:49帰庫(休憩消化151分)
  • 11:37~22:01まで 22回税込み38,720円(休憩消化80分)
  • 22:01~5:05営業終了まで 11回税込み30,240円(休憩消化71分)
  • 走行238km 実車134km 実車率56.3%

青タンまでは無線が久々によく入り、需要の回復を感じられましたが、渋滞に苦しむなどで1時間4,000円弱、20~22時は調子よく1時間5,000円ペース、青タン入って序盤撃沈、最後8,660円を引けて救われたものの、青タン後の内容は客数の割に悪く、単純に能力不足でした。

休憩消化は日中に付け20分離脱、19時台に回送で60分、23時台に回送で60分、24時台に付け11分で実車でした。

今後、売上報告はするかもしれませんが、詳細はしばらく割愛することになるかもしれません。ここ数出番、青タン後の営業で売上の伸びが悪く、仕事が非常につまらないと感じることが多い為、つまらない記録を書く気が起きなくなってきたからです。

回送でしっかり休憩を取るようになったものの、流し中心の営業でセンスの無さが如実に表れてきたと感じております。6月15日までは、平均税込み6万目標なので、しばらく売上は追わずにやりたいとは思いますが、目標を下げることで引きも悪くなってきたように思います。

おととしの4~6月も、社会保険料節約の為に売上をセーブしていましたが、その時も同様に引きが悪く仕事が非常につまらないものとなっていたのを思い出しました。6/16以降、自分にとって気持ちいい営業ができるようになったら、詳細な報告を再開する予定です。

やはり私は付け待ち休憩消化も使って効率アップしていくのが性に合っているのかもしれません。とは言え拘束時間16時間、休憩2時間(回送30分~1時間、付け待ち1時間~1時間半)、込7万の1時間5,000円目標は今後やらないと思います。

しかしこれをやった時の「早く帰れて7万という効率の高さ」という達成感が好きだったので、多少景気が戻ったら、拘束時間17時間、休憩3時間(回送1時間半付け待ち1時間半)で込7万、1時間5,000円できるように精進したいと思っています。


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最近考えていることを、昨日の悲惨な乗務記録と合わせて書いてみたいと思います。

昨年1年間で法人タクシー乗務員が4,000人以上減ったそうですが、今後のタクシー需要の戻りを見越して採用を強化するタクシー会社も増えてきて、新型コロナ不景気により解雇された人などが、その求人に応募することも多数と予想されます。そこで今後のタクシー事情について私の考えを書いておきます。

緊急事態宣言は予定通り3/7解除となると思いますが、東京都はオリンピック開催にあたり安心感を与える為に、新型コロナ感染者数を何としても抑えておきたいという考えがあるように感じます。

先ほど、聖火リレーがスタートする3/25を目途に、オリンピックの観客の動員をどうするか方向性を示したいとニュースになっていましたが、最低でもそれまでは感染者数を増やしてはならないと考えるはずで、3/7に緊急宣言解除になったとしても、飲食店への時短要請は続けられ、午後9時閉店が基本になると予想されます。

その後、午後10時まで、午前0時まで、というように段階的に緩和され、飲食店が通常通りフル営業できるのは5月頃になると覚悟しておいたほうがいいと私は思います。

そんな中、休業体制の会社も徐々に稼働を再開していくことから、深夜の営業はもしかすると現状よりも更に難しいことになる可能性もあります。昨日2/24の乗務では、日中は年度末に向けて街が少し動いた感を受けましたが、日中の需要が高まったとしても、増えた空車と相殺され現状と変わらずという可能性もあります。

雇用調整助成金の特別措置の期間が4/30まで延長されましたが、もう延長はないかもしれませんし、5月以降、延長があったとしても、多少需要が回復してきた中で、会社の持ち出しが大きい休業体制を取る会社は激減すると思われ、殆どの会社がフル稼働となるでしょう。

新型コロナワクチンの接種の遅れもあり、感染者は気候により減少するものの、タクシー需要はじわじわと回復はしてもなかなか高まらず、夏も苦しい営業を余儀なくされ、そして冬はまた感染者増加、飲食店への時短要請こそないかもしれませんが、マスコミの報道に流されやすい日本人のことなので、自粛ムードは高まる予想をしています。

そして再び苦しい冬を乗り切って、新型コロナに対してハイリスクな人たちの多くがワクチン接種を完了し、気候的にも感染者が収まる条件が揃った来年2022年夏、ようやく光が見えてくる、といった流れが私の予想するところです。

昨年2020年1月~12月の、東京都特別区・武三交通圏の1台当たりの隔日勤務の平均税込み売上は36,712円でした。2021年1月~12月は回復して税込み4万円強というところでしょう。真面目に頑張る人達だけを平均すると税込み5万円ほどになると思います。

歩率で収入を計算する時は税抜き売上げをもとにするので、税込み5万は税抜き45,455円×年間144出番×歩率60%とすると約393万円です。これは多少経験のある人が頑張った場合の予想年収ですが、事故や違反で仕事を失うリスクや、悪質客への対応へのストレスを考慮するとかなり低いものと言えるでしょう。

これが新人になると、どこに需要が生まれるか、時間帯や街の状況によってどう走ればいいかが分からないので、初年から税込み5万円は難しいかもしれません。入社1年目の平均売上は税抜き4万円(年間144出番で年収340万円ほど)、相当努力してやっと税込み5万円が見えてくる状況になると思われます。

ちなみに私は今年2月上旬まで、付け待ち時間を休憩消化として効率アップする方法で、高効率な営業を目指してきました。そして2月下旬以降は、緊急事態宣言再発出によりこの方法での伸びがいまいちな割に、回送での休憩不足で体力の消耗も大きく、新人時代に立ち返り回送で2時間前後の休憩を取り18時間帰庫、あとは流し営業中心としています。(20時間営業するなら休憩2時間半~3時間は必要)

その結果何が起きたか、能力不足による売上の低下でした。不慣れな流し営業で何とか客を乗せられる確率を高める走りを考えながら営業し、深夜は、緊急宣言下でも客を乗せられる歌舞伎町中心に営業する流し営業の修業を行っていますが、長距離客が出ない限り数字の低迷が続いています。

それでも今月度4出番で平均税込み59,748円ですが、これは6年3か月の経験の賜物だと思います。ある程度状況に応じた需要の発生場所が頭にあり、それに合わせて流し方を工夫しているからこその数字なので、センスの無い新人が1年やそこらで同水準の営業ができるかと言ったら難しいと思います。(稀に乗務数か月でトップクラスの効率で営業できる人もいますが)

昨日2/24(火)の乗務は、13時すぎ出庫、21時20分までは調子よく、税込み35,000円、回送60分休憩、付け待ち11分休憩を引くと1時間5,000円近い売上と久しぶりの絶好調でしたが、それ以降は悲惨そのものでした。

西麻布近辺で苦戦しながら1,140円、1,940円、2,740円で歌舞伎町に連れてこられた後はひたすら3桁ラッシュ、おそらく普通のベテランなら見切りをつけてエリアチェンジするところ、流しの修業のつもりで、というかなかばヤケクソで歌舞伎町を攻め続けました。

結果、回送で休憩74分と付け待ち⇒離脱で休憩22分を挟み、21時20分~翌朝5時51分まで20回20,320円という、青タン後の客単価が過去最低を記録するに至りました。1時間あたり売上も2,938円と非常に低い水準で、これは深夜の歌舞伎町で嘔吐などのトラブルも覚悟して営業した割には報われない数字と言えます。

  • 41回税込み55,320円(税抜き50,290円)13:05出庫~6:33帰庫(休憩消化168分)
  • 13:05~21:20まで 21回税込み35,000円(休憩消化72分)
  • 21:20~5:51営業終了まで 20回税込み20,320円(休憩消化96分)
  • 走行207km 実車116km 実車率56.0%

今の私がやっているような流し一辺倒な営業をするならば、深夜の歌舞伎町を営業すると、接客に不慣れな新人はトラブルのリスクも高い中この低単価の営業に苦しむことになりますし、それ以外で営業するなら、全く客を乗せられない苦しみを味わうことになると思います。勿論歌舞伎町であっても空車だらけで、経験不足であればいつまでも乗せられないことは多々あります。

これからタクシードライバーを目指す方は、このような事情もあるので、早朝6時~24時までの勤務をおすすめしたいと思います。深夜の営業の難易度が高すぎるので、私のような昼前後出庫~翌早朝帰庫とか、夕方出庫~翌昼帰庫とかいうような勤務シフトはおすすめしません。

加えて初年から税込み5万平均、年収400万円を目指すなら、明けの日は体力回復と地理勉強に充て、余暇時間はあまり取れない覚悟をすべきです。以前はかなりの努力をすれば初年から年収550万円以上の仕事でしたが、現状はかなりの努力でようやく年収400万円の仕事であることを覚悟して、この業界に入ってほしいと思います。

やる気の無い人・生活の為に仕方なくこの仕事を検討している人は、カテゴリ:タクシードライバーの厳しさも合わせて読んで頂き、この仕事を諦めるきっかけにして頂ければと思います。


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(自己紹介文を現状に合わせ変更しました。ただ、以前の自己紹介文も参考になる部分はあると思うので残しておきます)

東京都特別区・武三地区でタクシードライバーをしているSHURAと申します。運転がもともと大好きだったことと、工夫次第で収入アップできることに魅力を感じ30代後半で転職しました。

2014年11月にデビューし、2017年10月31日以前は税込7~8万円の高売上を目標にしていましたが、それ以降は家庭の事情により11勤務で時短営業を始めました。早起きが辛くなってきたので11時半過ぎか13時過ぎの出庫で、日によってはできれば翌朝6時までに帰庫しなくてはなりません。

その中で最大限時間効率を高める為に、時には付け待ち時間を規定の休憩消化として、拘束時間16~17時間で税込み7万円を目指していました。(私の所属会社の場合、10分以上の停車時間(微速前進含む)で休憩消化となり、その合計が2時間以下だと始末書)

しかし新型コロナ禍により、付け待ち時間が長くなり、回送での休憩消化時間が段々短くなり、2度目の緊急事態宣言では、付け待ち休憩消化をしても乗せるまでいかずに離脱することも多く、思うように効率が上がらなくなってきました。

そんな営業をしても、11勤務の時短なら体力的に余裕だと思っていたのが、私の場合はタクシーだけに専念できるわけではないこともあり、確実にストレスを溜めていたのか、2021年1月~2月まで糞の調子が悪い日が続きました。

そこで2021年2月中旬より、効率よく売上をあげることは諦めて、17時間前後で帰庫する場合は回送で最低1時間半以上休憩、18時間前後で帰庫する場合は回送で2時間前後休憩、19時間以上で帰庫する場合は回送で2時間半休憩を目標にし、流し営業中心にしたところ糞の調子が改善され、明け番の身体も楽になりました。

私は貯金ができる体質なので、売上が税抜き5万以上=11勤務で税抜き55万円以上あれば生活に困らないのが幸いでした。話は反れますが大切なことなので書くと、これからタクシードライバーを目指す方に必要なことは貯金が確実にできることだと私は思います。

他の企業とは違い退職金が無い会社が多く、その分(年間最低20万~50万円以上)を自分で貯蓄していくことは不可欠だと思います。退職金分の貯蓄というだけではなく、人身事故での高額罰金や違反続きで強制退場もありうる仕事なので、万が一の備えは絶対に必要だと思います。また、高額罰金の可能性も考えると、貯金無しで飛び込む業界ではありません。

話は戻り、昨年までは自分の中で理想の営業を、出庫から帰庫までの拘束時間16時間強で税込み7万円、付け待ち含む休憩消化2時間強、ハンドル時間14時間で1時間税込み5,000円以上としていましたが、これを目標にすると身体的負担が大きいので、しばらくはこれを気にしないで営業しようと思います。

コロナ前は丸の内や大手町、虎ノ門などのオフィス街で付け待ちして効率アップをするのが好きでしたが、コロナ禍で自分の確立した営業スタイルが破壊されました。更に無線の多いグループ所属という利点も、2度目の緊急事態宣言と、無線環境の変化によるライバルの増加により、何も考えずに無線で効率アップできるほど甘くはなくなりました。

営業効率アップの武器が減り、コロナ禍で経験年数の長さの割にロング狙いが下手など、営業力の平凡さが表面化し、何とかできることをやらなくてはと思うので、今後は、流し営業のセンスが無いなりにどう走れば乗客を乗せる確率を高められるか、ということをよく考えて営業していきたいと思っています。

ハンドルネームの由来は、以前全く別のブログで使っていただけで意味はありません。趣味は音楽で、有名どころだとX JAPANのような疾走感と美旋律のあるヘヴィ・メタルが好みです。


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